目元、あるいは口元のほくろは、「色気がある」ともいわれ、顔立ちの魅力を引き立てるものです。また、ほくろは個性の一つでもあり、自分のほくろをチャームポイントとして気に入っている、という方も多くいらっしゃるでしょう。しかし、ほくろは発生する位置によっては、目立ちすぎてしまい、コンプレックスになる場合もあります。また、大きすぎるほくろや、飛び出ているほくろは、顔立ちの良さをころしてしまうかもしれません。
気になってしまうほくろ、目立ちすぎてしまうほくろがあるのなら、美容皮膚科で除去してもらうのも一つの手です。美容皮膚科のほくろ除去には、メスによる切除と、レーザーに治療とがあります。メスによる切除では、ほくろの細胞を繰り抜く手術を行います。再発の可能性が低いというメリットがありますが、レーザーに比べるとやや肌への負担が大きいといえるでしょう。
美容皮膚科のほくろ除去で、もっとも一般的なのがレーザー施術です。炭酸ガスレーザーなどを使用して、ほくろの細胞を破壊する方法です。肌へのダメージを最小限に抑えることができる他、ごく短時間で施術が完了するというメリットがあります。通常、麻酔を使用して施術を行いますので、痛みはほとんどありません。
また、治療跡も残りにくい方法だとされています。ほくろには様々な種類があり、中には非常に根が深いものもあります。そうしたほくろの場合、一度除去しても、再発する可能性がありますが、除去前よりも小さくなることが多いようです。